大衆とともに~草川昭三さんを偲ぶ~ – 伊藤わたる衆議院議員

大衆とともに~草川昭三さんを偲ぶ~

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おはようございます☀️まもなく一周忌を迎える草川昭三さんの政治姿勢を偲ぶ記事が掲載されましたので転載します。「大衆とともに」~ 大切な先輩議員の魂を受け継いでいきます。以下、公明新聞転載。

数年前、北海道稚内市の宗谷岬を訪ねた。岬の突端には「日本最北端の地」と記された碑が建ち、海の向こうに目をやると、サハリンの島影がくっきりと見えた。稚内からの距離はわずか40㌔ほどだ◆戦前、この島の南部(南樺太)は日本領で約40万の日本人が暮らしていた。第2次大戦末期から旧ソ連の侵攻を受け、多くの犠牲者が出た。その後、日本人は本土に引き揚げたが、日本人として樺太に渡った4万人以上の朝鮮半島出身者は、島に置き去りにされた。日本政府は「朝鮮半島出身者は、もう日本人ではない」などと、問題解決に消極的だった◆まだ、ソ連と韓国には国交のない時代。戦後35年以上たっても、一度も故郷に帰れず、望郷の念を募らせている人たちがいる、との訴えを聞いた公明党の草川昭三衆院議員(当時)は、この問題は日本人の責任だと痛感。1983年に自らサハリンへ乗り込んだ◆現地の当局者に「日本人が余計なことを言うな」と怒鳴られても、引き下がることなく交渉を続けた。そして、サハリン残留の韓国人と韓国に住む肉親との再会を実現。ここから自由往来や永住帰国への道が開かれた◆草川さんは昨年亡くなったが、常に困っている人、弱い立場の人のために闘う姿勢は、私たちも永遠に受け継いでいかなければならないと思う。(千)

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