年金運用 4.4兆円の黒字
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カテゴリー:公明党ニュース / 作成者:伊藤わたる
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、2017年7~9月期の運用益が4兆4517億円になったと発表した。黒字は5四半期連続。運用実績を示す収益率は2.97%だった。2001年の自主運用開始以降、累積収益は62兆9272億円の黒字となり、運用資産は過去最高の156兆8177億円となった。
運用損益の内訳は、国内株が1兆7959億円、外国株が2兆349億円の黒字。国内債券も748億円の黒字に転換。外国債券は5399億円の黒字だった。
株式や債券の長期保有に伴う利子・配当収入は5739億円に上った。
公的年金の運用益が着実に増えているのは、自公政権が進めてきた経済政策が実を結び、株価が堅調なことが大きい。民主党政権末期に8000円台だった日経平均株価は、この期末に2万円台に達した。これに加え、米ダウ工業株30種平均も2万2000ドルの大台を超え、内外の株価上昇が運用益の押し上げに寄与した。
年金積立金の運用益が増えれば、年金財政が安定し、制度への安心感につながる。公明党は、経済再生を力強く進め、年金制度をさらに盤石にしていく決意だ。
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