リスクをとって先手を打て! – 伊藤わたる衆議院議員

リスクをとって先手を打て!

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/ カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる

こんにちは「いとう渉」です。台風15号が日本全土に爪痕を残しました。昨日・一昨日と名古屋市内を回りながら避難中の皆様の激励や被害状況の把握に努めました。地球の温暖化などの影響か、日本の雨も局地的に豪雨となるケースが増えています。地震のみならず災害全般に対しての対策を強化する必要があります。

さて、米連邦準備制度理事会(FRB)は21日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、総額4000億ドル(約31兆円)の追加措置を打ち出しました。保有する短期国債を売却し、長期国債を買い入れるツイストオペを実施する模様です。一方、日本は金融緩和に対する慎重姿勢を崩さず、対応が後手に回らないか心配。まるで、誰もがリスクをとらずに、ズルズルと状況を悪化させているように見えます。

復興には基幹税で対応すると政府・与党は言うものの、その投資先である東日本の復興のビジョンあるいはマスタープランが未だ目に見える形で出てこないことが致命的です。これでは立ち上がろうとする一人一人への希望にならない。ましてや、復興には建設国債という選択肢も検討する必要があります。赤字国債と混同して議論するのはナンセンスです。

加えて、経済的にみれば一つの特需となるはずの復興への取組みが、それほど経済効果を生んでいないように見えるのはなぜか。スピードが遅いことに加えて、発注・受注が適切に行われているかも目配りをする必要があります。

本当に厳しい環境の中で、もがきながら再起を期す人達とともに今日も全力を尽くします。

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