庶民の声を聞け!政治家は・・・ – 伊藤わたる衆議院議員

庶民の声を聞け!政治家は・・・

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こんばんは「いとう渉」です。事務所に戻りブログを認めています。

今日も幾人の中小企業の社長と懇談の機会を得た。いずれも景気状況は芳しくないとの認識。こんな時に復興とはいえ増税はやはり耐えられないのではないか。私が想像する最悪のシナリオはこうだ。

基幹税つまり法人税等を増税した場合、そのコスト増をかぶるのは一義的に大企業が中心となる。なぜなら中小企業の過半が赤字経営だからだ。しかし、大企業に課せられたコスト増つまり増税分は、コスト削減努力として下請け企業に課せられるだろう。ただでさえコスト削減でギリギリの経営をしている中小・小規模企業は、仕事を続けられなくなるリスクすらあるのではないか。さらに、コスト増に耐えられない大企業は海外移転を加速する。悪循環が重なれば、雇用はひとたまりもない。

こうした事態に陥らないように、経済状況にも配慮しながら復興を進めるためには、建設国債の発行を躊躇するべきではないと考える。建設需要はデフレ対策としても有効だろう。目下の世界経済の状況で、相対的に強くなっている「円」のことを考えれば、巷間言われているような国債の金利上昇等のリスクは低いと見てよいのではないか。財政への配慮は、景気状況を良く見極めたうえで、ギリギリのタイミングで手を打つしかない。

こうした判断を国家の総意、少なくとも衆参両院の賛成多数を得ることは簡単なことではないが、一方でスピードが重要だ。野田内閣の手腕が問われるとともに、我が党のかじ取りもきわめて重要になる。

庶民の声を聞け!政治家に求められるのは現場感覚だ。

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