どちらが庶民の味方? – 伊藤わたる

どちらが庶民の味方?

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12/11(金)、今夜は岐阜県美濃加茂市の合同支部会に伺ってきました。
皆様、足もとの悪い中お運びいただき、本当にありがとうございました。

愛知県名古屋市では、減税についての議会と市長の論戦が続いています。この議論は、良く見てもらわないとどちらが庶民の味方か分かりにくい。

河村市長案では、年収300万円世帯での減税額が1400円、これに対し議会修正案は3800円。一方、年収1000万円世帯での減税額は市長案が32,900円、議会修正案が27,300円(中日新聞参考)。

つまり、議会修正案の方が低所得者層に配慮した形となっているのは一目瞭然なのだ。

河村市長は庶民のための減税を実現すると言っていたはずであるから、この議会修正案はより市長の意向に近いものとなっているハズ。しかし、現時点では市長はこの議会修正案にご理解をいただけていないようだ。

大阪府の橋下府知事が、「首長の言うことを全て聞くなら、議会はいらないんじゃないですか」「それでは政治じゃない!」と言っておりました。

正論だと思います。引き続き、どこまでも“庶民”のための減税にむけ真摯な議論を望みたいと思います。

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