令和2年度補正予算・衆院通過
こんにちは☀️
昨日からの予算審議を経て、10万円給付など様々なコロナ対策のための補正予算が衆院を通過🏢
午後から舞台を参院に移して審議が進みます。明日の成立を目指し頑張ります❗
伊藤(渉)委員 公明党の伊藤渉です。
自民党、公明党を代表して、ただいま議題となりました令和二年度補正予算案につきまして、賛成の立場から討論します。
改めて、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々に対し、心から哀悼の意を表し、感染症治療中の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、昼夜を分かたず命を守る最前線で奮闘されている医療関係者の方々を始め、社会のあらゆる分野でとうとい職務を遂行されている皆様に、心より御礼を申し上げます。
本予算案は、新型コロナウイルスの早期収束を目指し、緊急的に措置すべき施策を実行するための予算であり、以下、主な賛成理由を申し述べます。
第一に、全ての方に安心と団結を生む糧として重要な意義を持つ特別定額給付金の実施、あわせて、子育て世帯に対しては子供一人当たり一万円の臨時特別給付を実施することが盛り込まれ、当面の生活支援に万全を期しています。
第二に、事業継続、雇用の維持を強力に下支えする点です。
資金繰り対策に約三・八兆円を計上、日本政策金融公庫等に加え、民間金融機関による実質無利子無担保の融資制度が創設されます。
さらに、事業者向けの持続化給付金を創設し、資本金十億円以下の中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者を広く対象とし、医療法人、NPO法人など会社以外の法人についても幅広く対象となります。
また、雇用調整助成金の助成率を引き上げ、休業手当の最大十割を助成し、対象者をパートやアルバイトなど雇用保険の被保険者以外の方にも拡充、休業中の雇用維持を支えることとしています。
その上で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の創設、あわせて、納税猶予等の税制措置も整備されます。
第三に、国民の命と健康を守るため、計一・八兆円を計上し、感染拡大防止策と医療提供体制の整備、治療薬の開発を推進するとともに、第四に、生産拠点の国内回帰や多元化を通じたサプライチェーンの再構築支援、中小企業のテレワーク用設備の導入補助、児童生徒のオンライン授業に資する体制整備など、経済社会の強靱化のための予算が盛り込まれている点です。
以上、本補正予算案は、いずれも迅速に講ずべき緊急経済対策を実行するための予算であり、成立後、速やかな執行を強く求め、私の賛成討論といたします。
なお、本予算は必要不可欠なものばかりであり、野党二会派共同提出の補正予算編成替え動議については反対であることを申し添えます。(拍手)
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