政治家は国家の経営者ではないのか? – 伊藤わたる

政治家は国家の経営者ではないのか?

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民衆のなかへ。この不滅の魂の炎の連帯のなかにこそ、新しき歴史は生まれゆく。
民衆ほど、偉大な力はない。
民衆ほど、確固たる土台はない。
民衆の叫びほど、恐ろしきものはない。
民衆の前には、いかなる権力者も、富豪も、名声も、煙のようなものである。

こんにちは「いとう渉」です。日本は、もう一度基本に立ち返って、国づくりを、その根本となる人づくりを、そのために本当に民衆の側に立つ政治家を輩出しなければならないと、痛感する毎日。

先週は税と社会保障についての提言が政府・与党からなされた。これから与野党協議を進めるとのことだが、根本的な信頼関係が崩れている中、どう前に進めるのだろうか。

もとより、大変に大切な課題。与野党が逆だった時代には、民主党は一切協議に乗るつもりがなかったこともあらためて明記しておく。その上で、だからその仕返しというつもりもさらさらない。しかし、自分の党内もまとめられないリーダーと協議するというのも些か無理がないか。

この問題は、国家の根本課題。加えて経済政策・財政再建、そして震災復興等々、依然として課題は山済みであり、その山は時とともに大きくなっている。

震災の復興にも、社会保障の議論にも、財源が必要だ。日本にはGDPの2倍になろうとする借金もある。まさに、与野党を超えて乗り越えねば、越えられない大きな山だ。

再生エネルギー法案も大切だが、国家の土台が不安定では、どんな政策も砂上の楼閣となってしまう。

いいかげんに、人気取りばかりの判断を改め、真に国民のための議論を国会で徹底的に戦わせて欲しい。それには痛みも伴うかもしれないが、その先に新しい未来があることを示すのが、国家の経営者たる政治家の役目だと信ずる。

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