燃料携行缶に注意表示を
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
京都・福知山の事故を教訓に
公明地方議員の独自調査踏まえ再発防止策を提案
党総務部会
消防庁「全く同じ問題意識」
公明党の総務部会は22日、衆院第1議員会館で、京都府福知山市の花火大会で起きた火災事故の対応などについて、消防庁と意見を交わした。
福知山の火災では、露店店主が自家発電機に給油しようとした際、高温で内圧が高まっていたガソリン携行缶の圧を下げる処置をしなかったためガソリンが噴き出し、爆発につながった可能性が指摘されている。
席上、伊藤渉総務部会長代理(衆院議員)は、三重県・松阪市議会公明党の山本節市議から寄せられた意見を基に、再発防止策を提案。流通している携行缶の多くには操作手順を示すラベルなどがないことから、最も目に付きやすい携行缶上部に「炎天下に置かない」「エアー抜きバルブを事前に緩める」などと記載すべきだ、と訴えた。同席議員からも「携行缶は広く流通しており、規制強化よりも運用を工夫する対応が現実的だ」との意見が出された。
消防庁側は「全く同じ問題意識を持っていた」と強調し、危険度の高い爆発実験なども実施できる、消防庁所有の施設で独自の検証・実験を行う方針であることを紹介。提案に謝意を示し、前向きに検討する考えを示した。
松阪市内では、福知山火災の前日に同様の原因による建物全焼火災が発生。事態を重く見た山本市議は、独自の調査を進めていた。
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