御巣鷹の悲劇から35年 – 伊藤わたる

御巣鷹の悲劇から35年

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おはようございます。

35年前の今日、1985年8月12日(月)、乗客・乗員524名を載せた日本航空のボーイング747型機が、群馬県の御巣鷹山の尾根に墜落するという航空事故が発生しました。

乗員・乗客524名のうち、520名が亡くなり、4名の方が重症を負いながらも救助されました。

2020年8月12日で、事故発生から35年を迎えますが、単独機の航空事故の死亡者数としては2020年7月時点で世界最多だそうです。

お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

私は前職で鉄道事業に携わり、主に建設関係の職務に従事していました。

公共交通に従事した一人として、最大の価値は「安全で安定した輸送」であることを徹底的に学んできました。

これは全てのインフラ産業に共通する価値だと今も考えています。

昨今の情勢は、ともするとこの安全・安定という価値をコストと比較し、おろそかにされてしまうリスクを感じることがあります。

私にとってこの航空機事故は、こうした近視眼的な判断を抑制する重大な教訓だと考えています。

今は政治に携わる一人として、安全で安心な生活が提供できる国づくりを目指し、日々、努力してまいります。

御巣鷹の悲劇から35年
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