今般の閣議決定について
こんばんは。これまで、今般の閣議決定に対して、沢山のご心配のメールやFAX等を頂いてまいりました。確実な内容をお伝えすべきとの判断から、これまで詳細な内容についてはご報告を控えてきたことを、まずお許し頂ければ幸いです。
さて、最もご心配を頂いている「いわゆる集団的自衛権」についてご報告します。
結論から申し上げれば、今回の議論は「いわゆる集団的自衛権」の行使容認ではありません。私は一貫して「いわゆる集団的自衛権」の行使容認には反対と申し上げてきました。マスコミの取材にもそう答え続けてきましたし、これからもそうします。
閣議決定の文面は、以下のように書かれています。(以下抜粋)
「・・・我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に・・・」
「・・・これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないとき・・・」
「・・・必要最小限度の実力を行使する・・・」
つまり、あくまでも「国民の生命・自由・幸福追求権が根底から覆される明白な危険がある」場合にしか使えない自衛権、これは極めて個別的自衛権(自分の国が攻撃されたときに自分の国を守る権利)に近いものと言えます。
こうした明確な「歯止め」をかけたからこそ、平和の党・公明党として閣議決定を承認するに至りました。
繰り返し書きますが
あくまでも「日本国民の幸福追求権が根底から覆される明白な危険がある」場合にしか使えない自衛権、だから「専守防衛」であり、「憲法に対するこれまでの考え方が維持された」と判断するに至ったのです。
これから、各地に出向き、ご説明の機会を持たせていただきたいと思います。
皆様のご心配が払拭できるように、平和の党の一員として恥ずかしくない説明責任を果たして参ります。
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