自分を大切にし、1%でいい。誰かのために生きてみよう – 伊藤わたる衆議院議員

自分を大切にし、1%でいい。誰かのために生きてみよう

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医師・作家 鎌田實氏

良い習慣を身に付けることは、若者の特権です。お金も特別な才能もいりません。

僕自身の20代の頃を振り返って、続けて良かったと思うことがあります。大学受験に向けて高校生の頃から、朝4時半に起きて7時半までを勉強の時間に充てていました。受験後も4時半起きが習慣として残り、65歳まで続けました。この朝時間に、小説や詩を読んだり、音楽を聞いたり、文章を書いたり――誰にも邪魔されない自分一人の時間は毎日の活力になりました。一番忙しかった50代の頃に『がんばらない』というベストセラー本を執筆できたのも早起きのおかげです。

もう一つ、若い人たちに伝えたいのは、「相手の身になる」練習をしてほしいということ。相手の身になって生きてきた結果、今の僕の人生があります。大学の医学部を卒業し、同期が大学の医局に残る中、僕は医者がいなくて困っている地方病院に行った。そこで30代で院長となり、健康寿命を伸ばす医療改革を進めました。原発事故が起きた旧ソ連のチェルノブイリの子どもたちへ支援を始めたのも、何か自分にできることはないかと思ったからです。

「相手の身になる」とは、苦しい自己犠牲や周りの“空気”ばかり伺ってビクビクすることとは違います。そこには何かを学び取りたいという向上心があります。

自分を大切にし、1%でいい、誰かのために生きてみる。“利他”と“利己”のバランスのいい大人になってほしいと願っています。

※写真は友人の写真家・森田正義さん撮影📷

友人の写真家・森田正義さん撮影
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