ローマクラブの創設者アウレリオ・ペッチェイ博士の言葉 – 伊藤わたる

ローマクラブの創設者アウレリオ・ペッチェイ博士の言葉

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おはようございます。昨日は子供たちをプールに連れて行きました。やっぱり夏は、水遊びが気持ち良いですよね(^^)

さて今朝は、ローマクラブの創設者アウレリオ・ペッチェイ博士の言葉が目に飛び込んできました。

「人類は、これまでに産業革命、科学革命、テクノロジー革命と『3つの革命』を経験してきました。これらは、どれも『人間の外側の革命』でした。…技術は進歩しても、文化的には化石のように進歩が止まっている。そのギャップを埋めるために必要なのは『人間精神のルネサンス』です。『人間自身の革命』です」

「民衆の心の底流にある平和への志向性は、表面に現れた軍備増強という志向性よりも強いはずです。時代の大転換期の今こそ、人間本来の持つ賢明さ、英知を結集することによって、平和への転換を図らねばなりません」

いずれも、1970年代から1980年代に紡がれた言葉。このことは、30年後の現在も本質的な課題です。

ローマクラブ(Club of Rome)は、スイスのヴィンタートゥールに本部を置く民間のシンクタンク。イタリア・オリベッティ社の会長であったアウレリオ・ペッチェイ博士とイギリスの科学者で政策アドバイザーでもあったアレクサンダー・キング博士が、資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの全地球的な問題に対処するために設立しました。世界各国の科学者・経済人・教育者・各種分野の学識経験者など100人からなり、1968年4月に立ち上げのための会合をローマで開いたことからこの名称になっています。

世界の構造転換は依然として大きく動いています。グローバル化の反作用のように、ナショナリズムが台頭しています。これは人間の持つ本質的な性向の一つなのかもしれません。

だからこそ、ペッチェイ博士が指摘する『人間精神のルネサンス』、『人間自身の革命』そして『人間本来の持つ賢明さ、英知を結集することによる平和への転換』を政治が主導していく。大きな方向性をしっかり見据えて、今日も行動を重ねて行きます。

昨日は子供たちをプールに連れて行きました

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