年金制度の緻密な議論が必要です – 伊藤わたる衆議院議員

年金制度の緻密な議論が必要です

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/ カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる

こんにちは「いとう渉」です。今朝の名古屋はすっかり雪景色。安全のため、家内の新聞配達を手伝ってから仕事をスタート。今日は一日、転倒や事故にくれぐれもお気をつけ下さい。

さて、国会での税と社会保障の一体改革、民主党の看板政策であった年金制度の抜本改革、あまりにもずさんな中身、というか実際には中身がなかった・・・このことに多くの方が呆れてみえるのではないでしょうか?

以前ブログで記したとおり、目下の年金制度は健全に運用されています。その上で、改善すべき点を考えてみます。

一つは、約6万円の基礎年金。収入がこれのみの場合、生活が成り立たないこと。また、生活保護との不整合も指摘されています。今一つは、政争のために、年金制度の不安をあおる政治家がいるため、若い方の中に年金をかけてない方々が見受けられること。これは将来的に大きな問題をはらみます。さらに、世代間の格差にも目配りが必要になります。

これまで公明党は、低所得者(単身世帯で年収 160 万円未満、それ以外は 200 万円未満)の基礎年金を 25%上乗せする加算年金制度を創設し、最低保障機能を充実すること(現在満額 で 66,000 円の国民年金の場合、83,000 円程度に引き 上げ)や、年金受給資格期間を 25 年から 10年に短縮すること(もちろん年金をかける年数が短ければ、受給額は少なくなります)など、現行制度のブラッシュアップを提案してきました。

今まさに、税の議論をするにあたっては、具体的な提案がなければ、議論のしようがなく、何のための国会か?ということになってしまいます。さらに論点を整理し、建設的な議論になるよう努めてまいります。

年金制度の緻密な議論が必要です

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