マニフェストは国民との約束 – 伊藤わたる

マニフェストは国民との約束

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こんにちは「いとう渉」です。今日は東京に向かいます。

新総理に野田佳彦衆院議員が就任しました。個人的には、今回の候補者の中では最も落ち着いたリーダーの誕生ではないかと感じています。遅れに遅れている震災復興のスピードアップをまずお願いしたい。

その上で、民主党政権が誕生した一つのきっかけであるマニフェストについて確認したい。子ども手当や年金一元化などの政策はすでに有名無実。加えて野田内閣の懸念材料は増税。私も増税はしかるべきタイミングでは避けられないと考えるが、現在のデフレ経済下では日本経済の命取りにもなりかねないと危惧している。

政権公約であるマニフェストの遂行を事実上断念したのであれば、震災復興に一定の目途をつけた段階で、実現可能な本当のマニフェストを掲げ、政権選択の是非を選挙で問うのが筋ではないだろうか?

できない事を掲げて先の衆院選で政権を獲得したのであれば、それは国民との明確な契約違反。マニフェストの重みを取り戻すためにも、厳格な対応を新内閣には期待したい。我々は与党時代、選挙の度にマニフェストの達成率NO.1を誇りとし、有権者の皆様に報告してきた。

マニフェストは国民との約束だから。

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