未来のためにー今いる場所で全力をー – 伊藤わたる衆議院議員

未来のためにー今いる場所で全力をー

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/ カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる

こんにちは。臨時国会も最も忙しい時期を向かえ、毎日毎日走りまわっている感じです。こうしてブログを書いているときは、見ず知らずの方々へ手紙をしたためているような気がして、少し心が和む瞬間なのです。

《未履修問題》

先週1週間は、与党教育再生会議検討会のメンバーとしていわゆる“未履修問題”で連日のように会議が行われました。皆さんもご存知のとおり、全国約116万人の高校3年生のうち、約8万人(約7%)の生徒が必履修科目を履修していなかったというものです。

今回の対応としては、受験を控えた生徒たちには何の罪も無いことであり、その上で全てを履修してきた生徒との公平性を十分に考慮しつつ、現実的な対応を速やかに行うという方向性のもと、結果的に未履修時間70時間以下の生徒は補習50時間程度+レポート、未履修時間70時間超の場合は補習70時間+レポートという形で整理をしました。

《教育の再生》

では、問題の本質はどこにあるのでしょうか?

教育現場において何らかの怠慢があったというよりも、現在の教育システム、大学受験というものの現状から半ば必然的に生じてきた問題なのだと思います。これを是正するためには、大学受験を含めた制度の抜本的な見直し、あるいは高等教育のあり方、子供たちに何を伝えるべきなのか。こうした根本的な命題を今こそじっくりと議論しなければならないときが来ているのです。

昨今、毎日のように報道されている陰湿な“いじめ”の問題にしても、何が根本的な問題なのか。“いじめを絶対に許さない世の中を創り上げる”、その確固たる方向性の中から具体的な論点の整理、進むべき方向性が見えてくると信ずる一人です。“いじめ”とは今を生きる我々の心の闇の部分のひとつの表れのように思えるのは私だけではないと思います。

《人生の目的》

今の自分は、『一瞬、一瞬をどう輝かせるのか』ということに一生懸命努力をしているような気がします。それは具体的には『今いる場所で全力を尽くす』ということに自分の中ではつながっています。そして最終目的は一人でも多くの方々の役に立つ、ということでしょうか。人は自分のためだけには力を出し切れないと思う一人なので。簡単なことではありませんし、実際には苦しいことのほうが今は多かったりしますが・・・。

いずれにせよ、前進あるのみ。そう自分自身に言い聞かせつつ、今日もがんばって参ります。

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