高齢者医療(2)
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
今日は衆議院予算委員会最終日、11時30分から再び厚生労働省関連の質疑があるので、また第一委員室に戻ります。
さて、現在の我国の医療費は約30兆円、これが約20年後には約65兆円になると推計されています。約2倍です。そのため、全体の医療費をどう抑制するかということに、これまでも知恵をしぼってきたわけです。もちろん必要な医療体制を維持しながら・・・。H14年度からはお医者さんの診療報酬や薬価も低下をさせてきました。こうした諸改正により、将来の医療費を約56兆(マイナス9兆円)にまで何とか抑えられるとの見通しが立っています。それでも非常に大きな金額であることには変わりありません。
こうした背景の上で、高齢者の医療費負担増を凍結すべきではないか、これが現在行われている議論です。一時的な負担軽減では意味が無いのではないか・・・との声にも耳を傾けつつ、あるべき姿を見出して参ります。
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