大手化学製品メーカーを視察
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
こんにちは「いとう渉」です。昨日11月13日をもちまして42歳となりました。いつまでも青年の気概でがんばります。
さて、本日14日、大手化学製品メーカーを視察しました。目的は、日本の「モノづくり」のあり方を探ることです。この会社は、太陽電池や半導体ウエハースの材料など様々な化学製品を生産しており、事業拠点を欧州・アジア・米国へと展開しています。
太陽電池の世界シェアは、現在、中国がトップ、米国が第2位、日本が第3位だそうで、熾烈なコスト競争が展開されているとのこと。最先端技術の開発では中国の成長は著しく、学生も含めて非常にアグレッシブに世界に進出し、そのノウハウを自国に持ち帰っているようです。一方、そうして出来上がった製品を、安定供給する生産技術は日本に一日の長があるとも。企業努力が大前提とした上で、税制や水・電気などのユーティリティーが設備投資先選定の要素になることは論を待ちません。
日本の「モノづくり」の将来を考えたとき、国の仕組みそのものが選択される時代に入っているとの認識に立ち、行政の制度設計をする必要があります。
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