伊藤わたる物語=4 議員の防災士取得を推進
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
2日の台風2号では、愛知県三河地域や静岡県で住宅や農業施設が浸水するなど、大きな被害が出ました。被災地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。私はこの日、東京から名古屋に向かって新幹線に乗ったのですが、大雨で運行が止まり、14時30分ごろから翌朝の7時30分まで約17時間、新幹線に滞在しました。
気候変動により、自然災害の激しさと回数が増しています。「災害は起きるもの」と捉えて準備する「事前防災」が大切です。建物や設備を強くするハード、人が賢くなって災害に強くなるソフト、この両面から対策を進めていかねばなりません。
東海地方では、南海トラフ巨大地震の発生が予測されています。私は「公明議員が地域防災を推進するべきだ」と考え、2012年に防災士の資格を取得。党愛知県本部の議員にも資格を取るよう勧め、多くの議員が防災士になりました。
私は1日、公明党の高木陽介政務調査会長らと共に首相官邸に岸田文雄首相を訪ね、政府が今月まとめる「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)に関する提言を手渡しました。
この中で防災・減災に関しては「国土強靱化のための5か年加速化対策」の推進・継続を求めました。これは風水害や大規模地震から国民を守るため2021年度から5年間にわたり取り組むもので、事業規模は政府全体でおおむね15兆円程度に上ります。女性や子どもの視点を生かした防災対策の推進、避難所となる学校の防災機能強化も求めました。
物価高騰の影響が続き、課題は山積みです。私は、一人を大切にする政治、皆さまが幸せを感じる社会を必ず築いていきます!(終わり)
公明新聞中部版 2023年6月11日
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