働きやすい環境つくる~里見りゅうじ物語~ – 伊藤わたる

働きやすい環境つくる~里見りゅうじ物語~

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 2016年7月。党員・支持者による必死の応援で参院議員に初当選させていただきました。

私は皆さまへの感謝を胸に「結果でお応えしよう!」と全力で仕事をしてきました。

 厚労省に24年半勤めた経験を生かして、働く人の環境を整備する施策を推し進めてきました。

私が労働施策を進める上で大事にしている視点は「働く人が健康的な生活を送れているか」です。

 その思いがカタチとなったのが、退社から出社までに一定の休息時間を確保する「勤務間インターバル制度」を企業の努力義務とさせたことです。

働く人の睡眠時間などに充ててもらうことで過労死防止、健康維持につなげる狙いがあります。

このほかにも、長時間労働を強いるブラック企業対策、最低賃金のアップも推進してきました。

 一方で、賃金が低く生活が不安定な人、働きたくても無業期間が長くて働けない人もいます。

その一例が、バブル崩壊で正社員の採用が少なかった「就職氷河期世代」の人たちです。

この中には非正規雇用やひきこもり状態の人が多くいます。コロナ禍の影響も受けています。

 私は現在、党の「就職氷河期世代」支援検討委員長として課題解決に当たっています。

同委員会が政府に要望した結果、氷河期世代を対象にした国家公務員への中途採用試験、ひきこもり状態にある人の自宅を訪ねて本人や家族の相談に乗るアウトリーチ型の支援強化などが実現しました。

 今後も、働く人への支援を続け「誰ひとり取り残さない社会」の実現をめざします。

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