障がい者政策についてお話を伺いました 〜高山市にて〜 – 伊藤わたる

障がい者政策についてお話を伺いました 〜高山市にて〜

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こんにちは「いとう渉」です。只今12/4(日)14時ごろ、三重県津市にて青年局の街頭を終え、名古屋に戻る電車の中でブログをしたためています。

11月末に伺った高山市にてお聞きした障がい者政策についてのお話をまとめてみます。懇談のお相手は就労支援事業B型を実施されている事業者の方です。

自立支援法は施行当初は様々な問題を抱えていたものの、改善を続け随分使いやすくなったと評価をいただきました。自立支援法自体の方向性は、障がいをもった方々ができるだけ地域社会で共生できるように支援をするもので、結果として、地域には小規模な障がい者を雇用する場所や作業所が増えつつあるとの声も。
また、就労支援事業B型においては、一人当たりの給付が月額から日割りになることにより、事業者サイドがより高いレベルのサービスを提供するよう努力する契機となったとのこと。

一方、就労支援事業A型などでも制度の悪用も散見され、事業認定後、障がいの程度が改善されているか等のチェックが必要です。
また、一般就労へ繋げた方が事業者経営が厳しくなるなどの制度矛盾も改善の余地があると思いました。

政策の方向性を堅持しつつ、さらに現場の声を反映し、より使い易い制度へとブラッシュアップすることが重要です。政策が、政争の具にされることのないよう、歩みを進めていきます。

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