“誠実”こそ政治家の要諦 – 伊藤わたる衆議院議員

“誠実”こそ政治家の要諦

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我党が連立政権に参画して8年目。先輩議員の皆様、そして我々を支えて下さる応援団の皆様の間断なき努力により、喫緊の課題であったバブル崩壊後の金融危機を打開し、年金・介護・医療といった社会保障制度を少子高齢化という時代の変化に耐え得る制度へ改革するなど、政治の安定を図りつつ急所をはずさない今日までの政策実現の過程は的確であったと、私は公明党の一員として誇りに思います。一部に、ただただ将来の不安を煽るような言動等がありますが、真にこの国の未来を論ずるに足りない空論であると私には思えてなりません。

いよいよ今国会では、国家100年の大計とも言える教育再生や労働法制の見直し等、次なる重要課題に臨むことになります。その上で、最も重要になるのが政治そして政治家への信頼です。我国は右肩上がりの成長期と異なり、痛みを伴う改革にも果敢に挑戦をしなければならないときに、それを実行する我々に国民の皆様の信頼が無ければ、何一つ前進させることはできません。

年末以来の出来事を見るにつけ、今一度、我々の双肩にかかる責任の重大さを自覚し、心して仕事をしなければならないと強く思います。1年生議員があらためて申すまでもありませんが・・・。

さて、最近の話題としては公明党青年局として取組んできた「地デジ対策」と「携帯電話のさらなる利便性向上」についての署名をまとめ、1/30(火)に遠山清彦青年局長(参院選予定候補=比例区)を中心に要望書という形で塩崎官房長官や菅総務大臣らに直接お渡しして参りました。署名総数は「地デジ対策」が326万3402、「携帯電話」が351万9570、合計約678万。あまりの数の多さに両大臣とも驚いておられました。

要望内容の重要性もよく理解していただき、官房長官から総理にも必ず伝える旨のコメントを頂きました。公明党青年局らしい生活に直結した大切な内容であり、遠山局長を中心に青年局所属議員が手分けをして、実現に向けた国会質問などの地道な取組みを重ねて参ります。

勇気を出して署名活動にがんばっていただいた全国の青年党員の皆様の“真心”を必ず実現して参ります。本当にありがとうございました!!

帝王学の教科書と言われる貞観政要の冒頭に曰く、「身理(おさ)まりて国乱だるる者を聞かず」。要約すれば、「天下の安泰を願うなら、まず、おのれの姿勢を正す必要がある」との意味です。我々政治家が、哲人の遺言ともいえる言葉を命に刻み、応援していただく皆様への感謝の想いを胸に、弛まぬ努力を貫いて参ります。

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