いじめ問題 ~わが国の行方~ – 伊藤わたる

いじめ問題 ~わが国の行方~

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11月12日(日)の夜、名古屋の事務所にて書き起こしております。私事ですが、11月13日(月)で37歳になります。議員になって2回目の誕生日。年を重ねるごとに、それに見合った実力をつけていきたいものです。

《学校で何が起こっている?》

さて、いじめ問題。先週はいじめを苦にしての自殺予告が伊吹文科大臣に届き、都内を中心に厳戒態勢の週末となりました。いま教育現場で何が起きているのでしょうか。

ざっくばらんな表現をさせていただけば、今の学校は、教育委員会などの行政上の上層部、子供たちの親、地域などなど、様々なところから、様々な注文・要望を受けており、どっちに向かって取り組めばよいのか混乱しているのではないかなという印象を受けます。“子供たちのため”に決まっている・・・そうは言うけれども“言うは易く、行うは難し”だと思うのです。

率直な私の意見では、いろいろと物申す人は多いけれども、その発言に責任を持ち、一緒になって物事の改善に取り組もうとする“情熱の人”が少なくなっているのではないかと思っています。

《国家百年の大計》

教育とはわが国の行方を決定し行くうえで、最も根幹をなす事業です。今週には教育基本法の採決も行われる方向で進んでいます。

国会で行われる議論は、本来は決して“政争の具”と化してはなりません。しかし、現実はまだまだそうもいかないようです。

いじめの問題も、私たち政治家を筆頭にしたこの国の大人たちの後ろ姿にこそ原因があるのではないかと私は考えます。未来を担いゆく子供たちに恥ずかしくない生き様を示しゆく一人になれるよう、真剣に行動してまいります。

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