この人に聞く 公明党の副大臣
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
困窮する個人、企業支える
財務副大臣・伊藤渉氏
――就任の決意は。
主に予算編成や財政投融資などを担当します。新型コロナウイルス禍で税収が大幅に減少する可能性が高い中、感染拡大防止を徹底しつつ、落ち込んだ経済を再生させていかなければなりません。公明党出身の副大臣として、現場へ足を運ぶ姿勢を貫き、財政再建も視野に入れながらメリハリの利いた予算編成に向けて努力していきます。
――新型コロナへの対応は。
現場を歩くと、飲食業や観光業、バス、タクシー、鉄道などの公共交通の事業者を中心に、非常に厳しい経営環境にあると痛感します。まずは、感染拡大防止と社会・経済活動の両立をめざして、事業規模230兆円の経済対策を着実に実行し、必要に応じて予備費も活用していく方針です。
生活の基盤となる雇用を守るためには、年末に期限を迎える雇用調整助成金の特例措置の延長など、セーフティーネット(安全網)の継続も検討する必要があります。コロナ禍で困窮する個人や企業をしっかり下支えします。
――経済再生とともに優先的に取り組む課題は。
頻発・激甚化する災害から国民の命と財産を守るため、防災・減災、国土強靱化の予算確保に力を入れます。老朽インフラの修繕などに適切な投資をしていけば、長い目で見たときにコストも抑えられ財政再建にも資すると考えています。今年度末には、防災・減災の「3か年緊急対策」が終わりますが、来年度以降も中長期的に安定した計画が立てられるよう、しっかり後押しします。
ポストコロナ時代も見据え、デジタル化の推進による生産性の向上にも取り組みます。
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