菅内閣が発足 – 伊藤わたる

菅内閣が発足

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感染症、規制改革に重点 
公明党の赤羽国交相再任

自民、公明両党連立による菅内閣が16日、発足しました。任命された閣僚20人のうち、初入閣が5人、再任が8人、ポストを変えて、引き続き閣僚を務めるのが3人、再入閣が4人となりました。公明党からは赤羽一嘉国土交通相が再任されました。組閣に先立ち、公明党の山口那津男代表は首相官邸で菅義偉首相と会談し、新内閣の方向性を確認。菅首相は新内閣を「仕事をする内閣」と称し、今後の政権運営に対する公明党の協力を求めました。

首相交代は7年9カ月ぶり。派閥に属さず、世襲議員でもない首相は自民党政権で事実上初となります。菅首相は官房長官として支えた安倍政権の継承を旗印に、新型コロナウイルスの感染収束と日本経済の立て直しに全力を挙げます。このほか、縦割り行政の打破や規制改革の断行、「デジタル庁」創設などにも意欲を表明。安倍晋三前首相が掲げた「戦後外交の総決算」もめざす考えです。

公明から3副大臣、3政務官

政府は18日午後、閣議を開き、菅内閣の各省庁の副大臣25人、政務官27人を決定しました。

公明党からは、財務副大臣に伊藤渉衆院議員、厚生労働副大臣に山本博司参院議員が新たに就任。復興副大臣の横山信一参院議員は再任されました。また、文部科学大臣政務官に鰐淵洋子衆院議員、農林水産大臣政務官に熊野正士、環境大臣政務官に宮崎勝の両参院議員が起用されました。

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