津波避難タワー視察  ~三重県 大台町・大紀町 訪問~ – 伊藤わたる

津波避難タワー視察  ~三重県 大台町・大紀町 訪問~

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/ カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる

おはようございます。
昨日は、三重県 大台町・大紀町を訪問。地元の皆さんにお世話になり、2会場での会合と、大紀町の津波避難タワー「錦タワー」を視察しました。

大紀町における中央防災会議が発表した最大津波高さは16m、1m程度の第一波の到達時間が10分、10m程度の津波到達時分が約20分と想定されています。この町の谷口町長は、幼少の頃、同じ場所でS19年に発生した東南海地震に遭遇。その悲惨さを原体験として、町民の命を守る観点から、今から16年前に最初の津波避難タワー「錦タワー」を建設。今でこそ、脚光を浴びる存在ですが、当時は理解を得るのに大変な苦労があったことは想像に難くありません。

その後、第2錦タワーや合計30数カ所に及ぶ高台の避難施設を建設し、それらの施設を十分に生かすために、2ヶ月に一度、なんと抜き打ちで避難訓練を実施しているとのこと。時間もまちまちで、まさに実効性の高い訓練が行われています。

各地域によって課題は様々ですが、地道に、地域が一丸となって取組むことによって、大きな成果につなげる事が出来るという好事例を視察することができました。こうした事例を紹介しつつ、各地にこうした取組みが普及していくよう努めて参ります。

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