豪雨に備え対策強化

斉藤国交相、愛知で河道拡幅など視察
伊藤（渉）氏ら同行

斉藤鉄夫国土交通相（公明党）は2日、愛知県の大口町、江南市、犬山市を訪れ、豪雨対策としての調整池整備、河道拡幅の現場を視察した。自民党議員、公明党の伊藤渉衆院議員、里見隆治参院議員、地元議員らが同行した。

一行は大口町で合瀬川の河道拡幅事業を視察した。2025年度までに完了する予定で、越水を防ぐことが期待される。鈴木雅博町長は、川の近くにある大規模工場などが浸水への不安を持っていることを訴えた。斉藤国交相は「着実に事業が進むよう後押しする」と応じた。

江南市では青木川第4調整池の工事現場を訪れた。青木川周辺では豪雨時の越水による浸水被害が起きており、19年に第3調整池が完成。20年から第4調整池の工事に着手している。県一宮建設事務所の担当者らは「水位が増した川の水を一時的にためることができ、豪雨被害を抑えられる」と説明した。

一行は、大口町、犬山市で工事中の調整池を訪問。排水機能の強化など、調整池整備の効果について話を聴いた。

公明党ニュース