小さな声を聞くチカラ – 伊藤わたる

小さな声を聞くチカラ

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2022/03/29 公明新聞「北斗七星」

「公明党は、アンテナの張り巡らせ方がほかの政党とは違います」。作家・元外交官の佐藤優氏は山口代表との対談本『公明党 その真価を問う』(潮新書、昨年3月発行)でこう述べた。1人10万円給付などのコロナ対策を評価しての言葉だ。

政府当初案は「減収世帯に30万円」。本の中で山口代表は「ファクス、メール、電話は嵐のようでした」と見直しを求める声が多く寄せられたことを紹介。“一律10万円をやらなければ、社会に深刻な分断が生まれていた”“政治生命をかけて総理に迫った”と述べている。

読売新聞の世論調査結果(10日付)によると、評価が高いコロナ対策は、1位が「1、2回目のワクチン接種」(73%)、2位が「3回目の接種」と「10万円の一律給付」(ともに57%)。いずれも公明党の実績だ。

公明党が国民が本当に望んでいることを敏感にキャッチし、次々に対策を打ってきた証しだ。国・地方の全議員の間に縦横に張り巡らされたネットワークの力でもある。

きょう党は「国民生活総点検・緊急対策本部」全国会議を開く。ウクライナ情勢に伴い、物価高騰などの影響が出ていることを受けての緊急対応だ。「公明党は、大衆の声をキャッチするスピードがほかの政党よりもずっと早い」(佐藤氏、前掲書)。真価を発揮するときだ。

※写真は、先日、愛知県一宮市内を訪問した時のものです。

愛知県一宮市内を訪問
愛知県一宮市内を訪問
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