新成人の皆さんへ – 伊藤わたる衆議院議員

新成人の皆さんへ

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おはようございます!今週も健康・無事故を心がけて頑張っていきましょう(^^)

さて、昨日は成人式に出席。その後、成人の日を記念しての街頭。写真はその時のものです。

今朝はあらためて新成人の皆さんに贈った言葉を以下に記します。

今年はオリンピックイヤーですので、1936年に行われた第11回のベルリン・オリンピックにおいて、不滅の大記録を打ち立てた黒人青年ジェシー・オーエンスのエピソードを紹介してお祝いの言葉に代えます。

オーエンスは少年時代のある競技会で、抜かれては抜き、抜いてはまた抜かれるという大接戦を繰り広げた。そのレースでオーエンス少年は、もうこれ以上、力は出せない、というところまでベストを尽くした。

結果は敗北。

しかし、彼はゴールを過ぎてからも走るのをやめなかった。勢いあまって、壁にぶつかるまで走り続けた。

レースに負けて、がっかりしている彼に、コーチは駆け寄ってきて言った。

「おめでとう!」。思いもよらない言葉だった。きょとんとする彼に、コーチは続けた。

「君はきょう、勝ったんだよ。だれに勝ったか、わかるかい? (自分自身に勝ったんだよ!)一度ならず、何度も、何度も勝ったんだよ」と。

それまでのオーエンス少年は、レースの最初に出遅れたりすると、途中で勝負をあきらめてしまうのが常であった。その彼が、このレースでは、最後の最後まで真剣に走った。その「心の成長」を、コーチは見逃さなかったのである。

コーチはさらに励ました。

「いいかい、あすはまた新しい一日だ。きょう勝ったからといって、あすまた自分に勝てるとは限らない。しかし、あすも自分に勝ち、来週も自分に勝ち、来年も自分に勝ち続けていけば、君は必ずオリンピックに行けるよ!」――。

過去の失敗に、とらわれるのも愚か。過去の小さな業績に傲(おご)るのも愚かである。

オーエンス少年にとって、コーチの真心あふれる激励が、不動の原点となって、22歳で臨んだベルリン・オリンピックで堂々と4つの金メダルを勝ち取ったのである。

どうぞ、一人一人がもがきながら、「わが道」を自分で見つけ、自分で築き、自分らしく堂々と歩んでほしい。そして、それぞれが、それぞれの道で「人生の金メダル」をつかみ取って下さい!

本日は本当におめでとうございます!

成人の日を記念しての街頭
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