laborからleaderへ ~ ノーベル物理学賞受賞者  天野 浩 教授 ~ – 伊藤わたる

laborからleaderへ ~ ノーベル物理学賞受賞者  天野 浩 教授 ~

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laborからleaderへ ~ ノーベル物理学賞受賞者  天野 浩 教授 ~こんにちは。愛知へ向かう新幹線の中です。

本日は、青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞された、名古屋大学大学院 天野 浩 教授をお迎えして、公明党文部科学部会・科学技術委員会合同会議を開催しました。

青色LEDは、1967年に基礎研究が始まってから実用化する1995年まで、実に28年の歳月を費やして来られたとのこと。始めのうちは十分な研究費もなく、研究のために必要な器具等を、ご自分で材料から作られていたとのお話も伺いました。

LED電球の登場により、全発電量の約7%の削減が可能になります。また、青色LEDの基礎技術である窒化ガリウムの活用により高効率パワー半導体が実現すれば、さらに約7%の発電量の削減が可能になり、LEDと合わせて原子力発電分の1/2を省エネすることも可能だと試算されています。

「laborからleaderへ」

名古屋大学 濱口総長が大切にされているキャッチフレーズです。

イノベーションを可能にする研究開発力を強化するために、若い人材への投資と、広く・薄く・長く・辛抱強く基礎研究を支援することが重要との指摘がありました。

こうした取り組みは、従来から公明党科学技術委員会としても主張してきた事であり、多くの若き研究者が失敗を恐れず果敢に挑戦できる環境を整備する等、さらに取り組みを加速していきたいと思います。

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