がんばろう日本!! – 伊藤わたる衆議院議員

がんばろう日本!!

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こんにちは「いとう渉」です。今週もスタートしました!日々、新たな気持ちで「前へ」進みたいですね。

さて先週末、政府の復興構想会議(議長・五百旗頭防衛大学校長)が復興の青写真となる「復興への提言~悲惨のなかの希望~」を菅首相に提出をしました。財源として、「臨時増税」検討を明記。必要額については、1次補正を含めて「14.1~20兆円」に上ると試算を参考資料に明記した。

一方、国と地方を合わせての長期債務残高は約875兆。H23年度予算92兆のうち44兆円が借金となっている。巷間言われている通り、このまま推移すれば、あと数年で債務残高は1000兆円の大台にのる。

東日本の復興、経済の再生、社会保障の安定、借金の返済・・・なさねばならぬことは明白だが、どこから手を付けるかで意見が分かれる。借金の返済をはじめ「財政の健全化」を優先する論者は「増税ありき」の話となる。一方、経済の再生を優先する論者は日銀による国債の引き受けなど「さらなる金融緩和」を主張する。

いずれも一長一短があり、具体的に前に踏み出せずにいるのが現状だ。しかし、残された時間はそんなに長くはないのではないかという不安に駆られる。痛みを恐れていては改善への一歩は踏み出せないのではないだろうか?

社会保障費と地方交付税で5割を占める歳出のあり方等を見直すため「事業仕分け」のようなパフォーマンスではなく、通年で予算委員会を開くなど、徹底した予算のチェック。景気を下支えするための政策の推進。このとき国内雇用の大部分を支えている中小・小規模な会社群への配慮が重要。その上で、税の議論を行い、新規の予算は社会保障目的税化するなど使途を明確にして理解を求めることが大切ではないだろうか。また急激な変化は避け、毎年、少しずつ変化させる-例えば消費税を1%ずつ上げるとか-ことにより、それ自体が一部ではあるけれども景気対策になるのではないか。もちろん、消費税を上げる品目-例えば食料品などの生活必需品は外すとか-についても検討が必要。

国の財政事情が好転してくれば、国内投資を呼び込む政策にも拍車をかけ、安定した成長軌道に乗せる。その際、今まで歩んだ道を繰り返すのではなく、エネルギー効率の高い、水と食料の豊富な、世界一安全で安心な国を目指し、世界中から人・モノ・投資を呼び込んでいく。

月曜日の朝一につらつらと書いてみました。日本の総力を結集しなければなりません。夢物語と笑う人がいるかもしれませんが、誰かがやらなければ日本の未来は開きません。心ある皆様からのさらなるご提案、ご意見、ご批判を心よりお待ち申し上げます。

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