北斗七星~公明新聞 2022/03/15 1面より~ – 伊藤わたる

北斗七星~公明新聞 2022/03/15 1面より~

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勝つための準備にこだわった「ID野球」で、日本の野球を変えたといわれる名将・野村克也氏。かつて番記者だったスポーツライターの飯田絵美さんとの交流模様を月刊誌『NHK ラジオ深夜便』3月号で知った。

駆け出し記者時代の飯田さんが仕事で悩んでいた時、野村監督から「いい仕事は必ず誰かが見ていてくれる。それも、思ってもみなかった人がな。必ずそういう人が現れるぞ。飯田、この言葉忘れるなよ」と声を掛けられ、思わず泣いてしまったという。以来、父と娘のような、師匠と弟子のような関係が亡くなるまで続いた。

近著『遺言 野村克也が最期の1年に語ったこと』では、プロ、アマ計5球団の監督を務めた野村氏が、新人選手に「おまえはなぜ生まれてきたのか」と問い掛けては「世のため人のために生まれてくるんだよ。自分と世の中をつなげること。それが求められる」と語ったエピソードも。

厳しくも温かいその教えから、日本ハムの新庄剛志や阪神の矢野燿大、ヤクルトの高津臣吾監督など、数多くの人材が育った。本気で生き抜く人の生きざまは、多くの人の心を揺さぶり影響を与え続けるものだ。

未曽有の危機の中、日本の針路を決する参院選の勝利へ、公明党は全国県代表懇談会で決意も新たに出発した。本気の挑戦が活路を開く。

※写真は週末の蒲郡市内訪問の様子。自民・今枝衆院議員・飛田県議、公明・伊藤蒲郡市議さんなどに、大変にお世話になりました。本当にありがとうございます‼️

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