統計不正の再発防げ
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
斉藤国交相「先頭に立ち風土改善」
衆院予算委で伊藤(渉)氏
衆院予算委員会は31日、岸田文雄首相らが出席して統計問題や政府の規律などをテーマに集中審議を行い、公明党の伊藤渉氏が、国土交通省による「建設工事受注動態統計」の書き換え問題について質問し、再発防止策の徹底を求めた。
岸田首相は「再発防止やデジタル化、人材育成など公的統計の改善施策を実行に移し、政府統計に対する信頼回復に全力で取り組んでいく」と答弁した。
伊藤氏は、2019年1月に担当係長が統計の不適切処理を上司に相談し、同年12月に政策立案総括審議官が問題を認識していたにもかかわらず、21年4月まで改善されなかったことを指摘。「いくら何でも時間がかかりすぎだ。その要因をどう考えているか」と政府の見解をただした。
斉藤鉄夫国交相(公明党)は、第三者検証委員会の報告書で省内の“事なかれ主義”や責任追及を回避したい意識が背景にあると指摘されたことに言及。
その上で、「言語道断であり、私自らが先頭に立って職場の風土改善に取り組む」と述べた。
一方、伊藤氏は、コロナ禍で需要が激減している観光産業に対して、十分な予算規模で支援を続けていく重要性を指摘した。
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