いつも仲良く〜楽しい未来のために〜
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カテゴリー:ブログ / 作成者:伊藤わたる
「そうなんだ」と受け入れる/クオリティ・オブ・ライフ研究所代表 夫婦円満コンサルタント® 中村はるみ
国連は4月、外出制限でDV(配偶者などからの暴力)が急増していると警鐘を鳴らしました。夫婦で過ごす時間が増える中、ささいなけんかにより離婚へ至る「コロナ離婚」という現象も起きています。一方、「夫と一緒の夕食がうれしい」「子育てや家事ができる」と自宅勤務を喜ぶ夫婦も多く、私も週刊誌にコロナ離婚防止策を執筆しました。
ある夫婦げんかの事例を紹介します。妻の失敗に対し、子どもと一緒に「そうだそうだ。この前もお母さんは〇〇だった」と、ここぞとばかり妻の悪口を言う夫。妻は夫に「『お母さんにも事情があるのでは? 母親に向かってその言い方はやめなさい』と子どもに言ってほしい」と伝えたそうです。その後、夫の反論を聞き、傷つけていたことを初めて知った妻は謝罪しました。しかし、「離婚だ」と言う夫に、妻はため息。「そのため息はなんだ!」とさらにキレる夫……。
もし、夫が反論する代わりに「ごめん。そうするよ」と言ったなら、けんかになりません。怒った理由を伝えれば、2人の理解は深まりますよね。気付きを与えてくれる人は貴重。自分の非を認めることは、負けではないはず。「でも、だって」の代わりに「そうなんだ」と受け入れるだけで、流れは競争から共創に変わり争いは逃げだします。
新型コロナを乗り越えるには自国だけでなく、世界中の終息が必要。それには全世界の協力が必須です。夫婦関係でも同じです。未来はあなた次第。楽しい未来を創ってください。(20.5.12公明新聞より転載)
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